通信カラオケの歴史と調査

カラオケ機器は、8トラック、カセットテープ、レーザーディスクなどの時代を経て、今では99%以上が通信カラオケという時代になっている。普段は何気なく楽しんでいる通信カラオケだが、しかし中には使う機種に大きなこだわりを持って使っている人も存在する。カラオケを使う人は、カラオケ機器のどのような点にこだわりを持ち、どの機種に人気があるのだろうか?インターネットコム株式会社と株式会社クロス・マーケティングは、「通信カラオケに関する調査」を行い、通信カラオケの機種に関する意識を調べた。調査対象は、18歳〜50代の1年に1回以上はカラオケを利用するパソコンユーザー300人である。男女比は男性50.0%、女性50.0%、年齢別は、18〜19歳が20.0%、20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、 50代20.0%となっており、性別、年齢に関して一様にデータをとる形になっている。

通信カラオケ:機種に関するこだわり

現在、通信カラオケ機器は、DAMシリーズの第一興商、UGA や neon、BeMAX などの BMB、JOYSOUND シリーズのエクシング、セガカラのセガ・ミュージック・ネットワークスなどの4社が大手である。まず初めにカラオケに対するこだわりを探るために、カラオケ機器メーカーのサイトを利用したことがあるかどうかをたずねたところ、35.3%(106人)が利用したことがある、あるいは利用していると回答している。この106人に、カラオケ機器メーカーのサイトの利用目的をたずねたところ、1位「楽曲の検索」で69.8%(74人)。2位「ランキングのチェック」37.7%(40人)。3位「設置店の検索」は30.2%(32人)となっている。機種の人気を調査したところ、知名度を反映したような結果となっている。実際、「あなたのお気に入りのカラオケの機種をお知らせください」という質問では、1位「DAM」で46.3%(139人)、2位「JOYSOUND」で37.7%(113人)となり、この2つに人気が集中している。3位は「セガカラ」で14.3%(43人)、4位「UGA」11.7%(35人)となった。ちなみに、「UGA」は業界最多である11万曲の収録曲数を誇っている。

通信カラオケ:お気に入りの理由

いずれかの機種を「お気に入りのカラオケの機種」に選択したユーザー184人にその理由を尋ねた。その結果、1位「楽曲数が多い」で60.3%(111人)。2位「新曲が登録されるのが早い」の48.4%(89人)。3位「好きなアーティストの曲が充実」28.3%(52人)。4位「リモコンの操作性が良い」27.2%(50人)となった。ユーザーは「楽曲数が多い」ことにこだわってはいるが、実際は業界最多の曲数を誇る 「UGA」 を支持する声は他社に比べると意外に少ない。通信カラオケの曲数は、どの機種でもレーザーディスクの時代とは比べ物にならないほど多く、ユーザーは曲数にこだわるが、もう充分であり必ずしも「業界最多」である必要はないと感じているのかもしれない。しかし「業界最多」に限らずとも、何らかの強力な魅力で、カラオケを頻繁に利用する少数のコアユーザーを取り込むことができるならば、多くのライトユーザーの人気を集めるのと同じ収益を上げられるかもしれない。

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